【日曜新潟3R】600キロ超キルシュ JRA最高馬体重V期待

[ 2015年8月21日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=20日】見上げるほど雄大な黒鹿毛がトレセンの馬道を歩いている。「やけにデカイな」。馬道ですれ違う他厩舎のスタッフが思わず振り返った。今週の日曜新潟3R(3歳未勝利)でデビューするキルシュガイスト(牡=尾関、父エンパイアメーカー)。「馬体重ですか?600キロ以上あります。牧場では脚元に注意を払いながらの調整。喉の手術も受けたので時間がかかりましたが、ようやくデビューを果たせます」と尾関師は梅崎に語る。

 ノーザンファーム空港(北海道苫小牧)で調教していた7月上旬の測定で672キロ。その後、同・天栄、美浦トレセンと移動しながら稽古を重ねて、1週前の時点で614キロだったという。19日の坂路追いでは4F53秒4の2番時計。「経験馬相手で何とも言えませんが、かなりのレベルまで仕上がりました」(同師)。当日のパドックにはJRA最高馬体重V記録の626キロ(ショーグン)に近い数字で登場するかも?

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2015年8月21日のニュース