競輪の児玉広志選手が自宅で死亡 元賞金王、46歳

[ 2015年8月6日 20:04 ]

児玉広志選手(04年撮影)

 競輪の児玉広志(こだま・ひろし)選手が5日に香川県土庄町の自宅で死亡していたことが6日、分かった。46歳だった。

 児玉選手は1969年5月31日、香川県小豆島生まれ。90年に66期生としてプロデビュー。1メートル66の小柄な体格を持ち前のガッツでカバーし、一流選手へと上り詰めた。96年にオールスターを制して特別競輪初制覇。97年に全日本選抜、99年に寛仁親王牌、00年にはオールスターとKEIRINグランプリを制して初の賞金王に輝いた。KEIRINグランプリには95年から01年まで7年連続で出場するなど活躍。現在も上位から2番目にランクされるS級1班に所属している。

 児玉選手は6月4~17日、群馬県に住む元交際相手で50代女性フリーアナウンサーの携帯電話に14回電話をし、「夜まで待っても連絡も来ない」などのメールを3回送ったとして、ストーカー規制法違反の疑いで群馬県警に7月1日に逮捕され、同21日に脅迫の罪で略式起訴された。前橋簡裁は同日、罰金30万円の略式命令を出した。

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2015年8月6日のニュース