【函館記念】ダービーフィズが重賞初制覇

[ 2015年7月19日 15:56 ]

 「第51回函館記念」(G3、芝2000メートル・曇・良)19日、函館競馬場11Rで行われ、岩田騎手騎乗の3番人気のダービーフィズ(牡5=小島太厩舎、父ジャングルポケット、母マンハッタンフィズ)が、ゴール前差して初の重賞を制覇した。勝ち時計は1分59秒1。

 3歳から9歳までの幅広い出走馬で、かつハンデ戦のG3レース。直前の巴賞を制したマイネルミラノが果敢に先行した。これをマークしてヤマカツエース、ハギノハイブリッド、ダービーフィズ、サトノプライマシーなどが追った。1番人気のエアソミュールは中団からやや後方に控えてレースを進めた。

 レースが淡々と流れる中、マイネルミラノは飛ばしに飛ばして、4コーナー手前まで先頭を守った。直線入り口にかかったところでこれに迫ったのがインコースからヤマカツエースで、早めに先頭に立った。

 しかし、その外からハギノハイブリッドが外から追い込んでかわす。さらにその外からダービーフィズが競りかけた。この2頭はゴール前、クビの上げ下げの勝負にもつれ込んだが、一瞬早くダービーフィズに飛び込んだ。

 アタマ差の2着はハギノハイブリッド、そこから3馬身2分の1差の3着は3歳馬のヤマカツエースが入った。ダービーフィズは初の重賞制覇。全戦績は25戦5勝。

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2015年7月19日のニュース