児玉容疑者練習 熱心と評判の一方、冷蔵庫に話し掛ける変人ぶりも…

[ 2015年7月2日 05:30 ]

00年、グランプリを初制覇しカップにキスをする児玉広志容疑者

児玉広志 ストーカー容疑で逮捕

 元交際相手の女性フリーアナウンサーに電話やメールを繰り返したとして、群馬県警は1日、ストーカー規制法違反の疑いで競輪選手の児玉広志容疑者(46)を逮捕した。

 児玉広志容疑者は1969年5月31日、香川県小豆島生まれの46歳。90年に66期生としてプロデビュー。1メートル66の小柄な体格を持ち前のガッツでカバーし、一流選手へと上り詰めた。96年にオールスターを制して特別競輪初制覇。97年に全日本選抜、99年に寛仁親王牌、00年にはオールスターとKEIRINグランプリを制して初の賞金王に輝いた。KEIRINグランプリには95年から01年まで7年連続で出場するなど活躍。現在も上位から2番目にランクされるS級1班に所属。

 生涯獲得賞金11億4763万7732円。競輪に対して研究熱心で全盛期は「競輪博士」と呼ばれ練習の虫だった。一方で変人奇人ぶりが選手間で評判。選手宿舎で冷蔵庫に向かって話しかけ周囲を仰天させたこともあった。

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2015年7月2日のニュース