元競輪王者・児玉広志を逮捕 “競輪界のアイドル”にストーカー

[ 2015年7月2日 05:30 ]

児玉広志容疑者(04年撮影)

 元交際相手の女性フリーアナウンサーに電話やメールを繰り返したとして、群馬県警は1日、ストーカー規制法違反の疑いで競輪選手の児玉広志容疑者(46)を逮捕した。逮捕容疑は6月4~17日にかけて、群馬県に住む50代女性アナの携帯電話に14回電話。「夜まで待っても連絡も来ない」「お互いに社会的信用はなくなるが、それでもいいと思っている」などのメールを3回送った疑い。

 捜査関係者によると、女性は5月、交際を解消。相談を受けた県警が、児玉容疑者が送ったメール内容などがストーカー行為の「義務の無いことの要求」「名誉を害する事項」にあたると判断し、捜査を進めていた。

 スポニチ本紙の取材では、児玉容疑者は「競輪界のアイドル」と呼ばれた女性アナと2年ほど前に交際を開始。報告を受けた周囲も温かく見守る仲だった。だが、2人の知人によると、児玉容疑者が結婚へ踏み切らなかったことが引き金になり、双方不満を募らせ今年5月に破局を迎えた。

 児玉容疑者は「復縁できると思っていた」と女性に連絡した事実は認めているが「ストーカーをしたとは思っていない」と容疑を否認している。

 今月14~16日の防府競輪などの斡旋予定が入っているが、競輪を統括するJKA(日本自転車振興会)は「事実確認ができ次第、斡旋保留の措置をとる」と説明。ペナルティー期間なども詳細が分かったあとに決定する。

 ▼JKA吉田和憲会長 児玉広志選手が逮捕されたことは大変申し訳なく思っております。

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2015年7月2日のニュース