【安田記念】リアルインパクト 4年ぶりJRA最長間隔G1・Vへ

[ 2015年6月2日 05:30 ]

4年ぶりの優勝を狙うリアルインパクト

 11年の優勝馬リアルインパクトが4年ぶり国内G1制覇を狙う。デビューから225日のスピードで安田記念を制したのが3歳時。その後、13&14年と阪神Cを連覇したが、G1では結果を出せていなかった。7歳を迎えた今年、豪州遠征を敢行。G1を2戦して1着、2着と3年10カ月ぶりにG1勝利の美酒を味わい、再度ピークを迎えた感がある。

 好調の理由を「スランプ時は出来、体の張りがいまひとつだった。脚をためる競馬ぶりも合わなかった。今は先行して粘り込む、というこの馬のスタイルが確立されてきた」と橋本助手は説明した。ヒダカハヤト(90→94年G3カブトヤマ記念)、ローエングリン(03→07年G2中山記念)はあるが、勝てばG1ではJRA最長間隔Vとなる。今の充実ぶりなら夢ではない。モーリスの最大のライバルは身内にあり、かもしれない。

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2015年6月2日のニュース