【日本ダービー】(2)タンタアレグリア “ラッキー枠”に期待大

[ 2015年5月30日 05:30 ]

 青葉賞2着から駒を進めたタンタアレグリアは金曜朝、角馬場から南Aコース(ダート)を周回、その後ゲート練習を行った。コース周回中は激しく尻っぱねをするなど元気が有り余っている様子。見守った国枝師は「元気いっぱいだね。特にテンションが上がり過ぎている、というわけではない」と一笑に付した。

 木曜の枠順発表で1枠2番に決定。「勝ったようなもんだな」と大喜びしたトレーナーだったが、全着順が判明している38年以降で最多タイの7勝、18頭立てとなった92年以降では1番枠の4勝に次ぐ3勝と、データ上も正真正銘の“ラッキー枠”。この日も「いいところを引いたので期待している」と03年マイネルソロモン(18着)、13年ヒラボクディープ(13着)に続く3度目の“祭典”の舞台に胸を躍らせた。

 一方、鞍上の蛯名は悲願のダービー制覇が懸かる。91年シャコーグレイド(8着)で初参戦してから今年で23度目。2着2度(12年フェノーメノ、14年イスラボニータ)と、あと少し届いていないが「この馬の良さを出しながら、楽しみながら、結果が良ければ一番いい」と平常心で決戦の日を心待ちにしている。

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2015年5月30日のニュース