【オークス】クルミナル 池添が興奮する出来「今までで一番」

[ 2015年5月21日 05:30 ]

坂路単走で追い切るクルミナル

 朝もやに包まれた午前6時、開門直後の坂路でクルミナルが躍動した。手綱を取った池添は「今までで一番いい。素質は本当にいいモノを持っているし、新馬の時からオークス向きと思っていた馬。自信を持って行きたい」と完璧な仕上がりを強調した。

 1週前に坂路併走でビシッと追われ、4F52秒6~1F12秒9の好時計をマーク。これでほぼ仕上がったとの判断で、最終追いは坂路単走を選択。ゴール前は弾むようなフットワークを見せ4F54秒3~1F12秒1だ。池添は「しまいが抜群。やれば11秒台は出ていた。僕が今まで乗った牝馬と比べても、切れは引けを取らないと思うし、それを証明したい。この馬と一緒にG1を獲りたいですね」と興奮を隠さない。

 4Fの距離延長について須貝師は「ゲートから出していっても掛からないし、むしろ距離はあった方がいい」と歓迎ムード。もちろん、出来に関しても「いつも最高の出来だと思っているけど、段階的に良くなっているし、今回も最高の出来だね」と手応え十分に語った。

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2015年5月21日のニュース