【ニュージーランドT】ヤングマン連勝へ 先行のG1馬アジアに併入

[ 2015年4月9日 05:30 ]

 3着以内の馬にG1・NHKマイルCの優先出走権が与えられるトライアル「第33回ニュージーランドT」の追い切りが8日、東西トレセンで行われた。美浦組ではアーリントンCの覇者ヤングマンパワーがWコースで気合満点の動きを披露した。

 3馬身先行したG1馬アジアエクスプレス(4歳オープン)に直線で内から並び掛け、全く互角の伸びを見せて併入。手塚師からは「しっかり反応したし、先週よりも良かった。馬がしっかりしてきた」と笑顔があふれた。

 重賞初制覇を飾った前走・アーリントンCは「放牧明けで体が細く見えたし、稽古もイマイチ」(同師)で9番人気の低評価だったが、実戦では味のある末脚で差し切り。体調アップの今回は重賞連勝の期待が高まる。師は「きょうの馬場で(重)でこの動き。道悪はうまい」と、ぐずつき気味の天候も歓迎していた。

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2015年4月9日のニュース