【弥生賞】ベルラップ、ゴールドに先着!“ポスト・ジャスタ”だ

[ 2015年3月5日 05:30 ]

ベルラップ(左)はゴールドシップに先着

 同じハーツクライを父に持つベルラップこそ“ポスト・ジャスタウェイ”になり得る器だ。気迫の最終追い切りから陣営の期待の大きさが伝わってきた。通常の坂路からCWコースに切り替え、しかも併走相手に指名されたのがG1・5勝馬ゴールドシップ。さすがに貫禄負けするかと思われたが、何と!先行する形から直線火花を散らす競り合いに持ち込み、内からハナ差だけ先着したのだ。

 G1・5勝馬のプレッシャーを真正面で受け止め、はじき返した。余裕で刻む6F78秒6の猛時計が成長を物語り、手綱を取った浜中も「体つきも以前と比べてたくましくパワーアップしている。馬が自信を付けているので、これだけ成長しているんでしょう」と感嘆の声を上げた。

 連勝でモノにした前走の京都2歳Sはまだ「良化途上」(須貝師)の見立て。前走後の休養期間で体は見違えるように大きくなった。“伸びしろ”は計り知れない。 

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2015年3月5日のニュース