【弥生賞1週前追い】サトノクラウンの追い切りに称賛の嵐

[ 2015年2月27日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=26日】朝から冷たい雨が降り続く美浦に、見慣れぬ珍客が!?既に今年重賞2勝の好調・福永だ。次週の弥生賞で再びコンビを組むサトノクラウンの1週前追いに駆け付けた。

 午前10時前に馬場入りした同馬には、この日一番の視線が集まった。6F84秒9~1F13秒1。Wコースの3頭併せの真ん中、スーッと2馬身ほど突き抜けた。ゲート再審査も無事合格。福永を囲む報道陣の輪に小田もすぐ加わった。

 「反応も良かったし、ゲートも問題なかった。何も注文が付かない。もともとおとなしい馬だし、新馬に乗った時もゲートは問題なかった。出遅れた前走(東京スポーツ杯2歳S1着)は2戦目で気が入ったのもあったのでしょう」と穏やかに切り出した。

 無傷V2のクラシック候補。「血統は短距離だけど、操縦性が高いから大丈夫」。鞍上からは称賛の言葉が続いた。人馬の東西の往来が激しくなるクラシック目前。寒さに震えながら、小田は春近しを悟っていた。

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2015年2月27日のニュース