【フェブラリーS】浦和の雄・サトノタイガー伸び一変

[ 2015年2月18日 05:30 ]

3頭併せで追い切るサトノタイガー(左)

 浦和の雄・サトノタイガーの最終追いが17日、浦和競馬場で3頭併せで行われた。前2頭を5馬身後ろから追走し3Fから併走。直線で肩ムチに応えて鋭く伸び5馬身突き放した。直線の伸びが物足りなかった前走時とは一変の走りで、5F66秒6~1F12秒8。騎乗した橋本騎手も「前走より反応がいい。これだけ動ければ何の不安もない」と太鼓判を押した。

 JBCスプリント、カペラSで中央の強豪相手に2戦連続2着。手が届きかけたように見えたダートグレードのタイトルだが、前走・根岸Sは13着に惨敗。「カペラS後に一息入れて臨んだ根岸Sも悪い出来ではなかったが、中央でやるにはビシッと仕上げないといけないと感じた。その経験を得た分、今回は抜かりない」と小久保師。

 97年フェブラリーSのエフテーサッチ(16着)以来、18年ぶりの浦和馬の中央G1挑戦。そして厩舎としても初挑戦の舞台へ向け、少しの妥協も許さない仕上げを施した。

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