【共同通信杯】ドゥラメンテGO!中1週で参戦、前走圧勝の反動なし

[ 2015年2月13日 05:30 ]

中1週でも問題なし!!出走が決まった良血馬ドゥラメンテ

 ゴーサインが出た!クラシックへの登竜門「第49回共同通信杯」への出否が未定だった良血ドゥラメンテが中1週で参戦する。重賞初制覇で一気にクラシックの主役へと駆け上がるか!?

【共同通信杯】

 注目の良血馬ドゥラメンテにゴーサインが出た。5馬身差圧勝のセントポーリア賞から中1週。陣営は細心の注意を払った。水曜11日は坂路で4F55秒3~1F12秒8(馬なり)。12日は角馬場でダク運動。入念に体をほぐした。橋本助手は「前走を使う段階で共同通信杯は視野にあり、セーブしながら調教を進めてきた。ただ思った以上に稽古でも馬が走り、想像以上の競馬で勝ったので…。中1週で使っていいものか?と慎重を期した。けさも馬は元気で歩様の硬さもない。カイバも食べている。体重も減っていない」と出走決定の経緯を説明した。

 母に03、04年エリザベス女王杯連覇の名牝アドマイヤグルーヴを持つ良血。昨秋東京の新馬戦(2着)こそ惜敗だったが、その後は6馬身差、5馬身差のワンサイドで2連勝。前走の1分46秒9は、同舞台で行われる共同通信杯のレースレコード(1分46秒0=13年メイケイペガスター)に0秒9差。ジャングルポケット、ゴールドシップなど後のG1馬を含めた共同通信杯歴代優勝馬で他に“1分46秒台”を記録した馬はなく、ドゥラメンテは既に重賞級の大物といっていい。

 「テンションが上がりやすいタイプだけど、2戦した2歳時とは雲泥の差。幸い、今回は馬も落ち着いている」と同助手は目を細めて、冷静に言葉を続けた。「前走が走り過ぎたのであれ以上良くなったら大変だけど、前走と同じぐらいの状態で出せると思う。ここでも、いい勝負ができる」。前走のパフォーマンスが再現できれば、確実にV争いできる逸材。三たびの圧勝劇で、クラシックに名乗りを上げる。

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2015年2月13日のニュース