【住之江・太閤賞】智也 インから逃げ切り当地G1連覇!

[ 2015年2月2日 05:30 ]

太閤杯と花束を手にファンの声援に笑顔で応える山崎

 ボートレース住之江の開設58周年記念「G1太閤賞」は1日、12Rで優勝戦が行われ、圧倒的1番人気の山崎智也(40=群馬)がインから押し切り優勝。昨年10月の高松宮記念に続き当地G1連覇を達成した。2着は杉山、3着毒島。

 スリットの時点で「やばい…」。そう思ったのはほんの一瞬だけだった。確かに他の5人がゼロ台で踏み込む中、山崎だけはコンマ15。しかし1周1マークではそんなスリットのビハインドなどなかったかのような圧倒的先マイ。ツケマイで迫った杉山を難なく受け止めVゴールを決めた。

 「ブス(毒島)が握ってくると思ったんで握って回ろうと思ってました」

 握って回る相手は少し違ったが思い描いた通りのターンはできた。それも強力な2号機の後押しがあってこそだ。

 「少しずつ調整して試運転の乗り味は怪しかったんですけど、レースに行くと良かった。実戦足がいいんでしょうね」

 これで当地は昨年の高松宮記念に続いてG1連覇。

 「ホント住之江は最近調子いいですね。この調子で今年も6位以内でグランプリに出たいです」

 まだ先のことだが再びメッカに戻ってくるグランプリへ向け今節は最高の1節間だった。

 ◆次走 山崎智也、毒島誠の次走は6日から戸田G1関東地区選手権。浜野谷憲吾、石渡鉄兵、斉藤仁、須藤博倫、中野次郎、福来剛、桐生順平らが出場。杉山正樹の次走は10日から浜名湖G1東海地区選手権。服部幸男、仲口博崇、徳増秀樹、原田幸哉、池田浩二、菊地孝平、長嶋万記、三浦永理らが出場。白井英治、山口達也、大峯豊の次走は8日から児島G1中国地区選手権。川崎智幸、寺田千恵、市川哲也、海野ゆかり、辻栄蔵、吉田拡郎、山口剛、守屋美穂らと優勝を争う。

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2015年2月2日のニュース