【根岸Ｓ】1番人気エアハリファが初の重賞制覇

　「第２９回根岸ステークス」（Ｇ３、ダート１４００メートル・晴・重）１日、東京競馬場１１Ｒで行われ、三浦騎手騎乗の１番人気、エアハリファ（牡６＝角居厩舎、父ディスクリートキャット、母チェズラフェイム）が直線抜け出し、初の重賞制覇を達成した。勝ち時計は１分２３秒４。

　ダート巧者ぞろいの重賞レース。グレープブランデー、キクノストーム、サトノタイガーなどが先行。以下、ロゴタイプ、レーザーバレット、キョウワダッフィーなどが続いた。１番人気に支持されたエアハリファは、中団後方のインコースでレースを進めた。

　先行勢がそれぞれけん制しつつレースは4コーナーからが勝負となり、一斉に追い込みに入る。直線、残り２ハロンからは先頭を争って６、７頭が差なく横一線に並ぶ大激戦となった。まずアドマイヤロイヤルが抜け出したところを、中団内側に待機していたエアハリファが外に持ち出し、グイグイ脚を伸ばして先頭集団に並びかけた。残り1ハロンからはさらに伸びて１着でゴールに飛び込んだ。

１馬身差の２着はワイドバッハ、そこから２分の１馬身差の３着はアドマイヤロイヤルが入った。

エアハリファは、戦績は１７戦８勝、オープンレースは３勝しているが、これが初の重賞となった。