凱旋門賞など海外レースが日本で買える！競馬法改正案提出へ

　政府が、国内の競走馬が出走する海外レースの勝ち馬投票券（馬券）を、ＪＲＡなど国内の競馬事業者が販売できるようにする方針を固めたことが１３日、分かった。今月下旬に召集される通常国会に競馬法改正案を提出する見込みだ。

　近年、日本の競走馬が凱旋門賞やドバイ国際競走といった海外の大レースで頻繁に活躍するようになったが、現行制度ではＪＲＡや地方競馬の事業者が海外レースの馬券を売ることはできない。馬券を購入したいというファンの強いニーズを受けて、ＪＲＡは制度改正を積極的に推進していた。

　ＪＲＡ報道室はスポニチ本紙の取材に対して「海外レースの馬券を買えるように農林水産省で検討していただいていることは知っているが、詳細については承知していない」とコメント。法案が可決された後に、発売システムや発売するレースといった具体的な実施方法の検討に入ることになる。