【中山金杯】急成長マイネルミラノ“本物”への試金石

[ 2014年12月31日 05:30 ]

相沢師(右)の期待も大きいマイネルミラノ

 来年の中央競馬は1月4日に開幕する。初日のメーンは、おなじみの東西金杯。中山金杯の注目は、今年一年で急成長を遂げたマイネルミラノだ。500万条件でくすぶっていたが、昨年暮れからブリンカーを装着すると、レースぶりが一変。今年2月以降は6戦4勝、2着2回のパーフェクト連対。前走の美浦Sを鮮やかに逃げ切ってオープン入りを果たし、初の重賞舞台に挑む。

 「デビュー当初から期待していた馬だが、ステイゴールド産駒らしい気難しさがあって出世が遅れた。ブリンカーが効いて、ようやく本来の力を出せるようになった」と相沢師。普段は強気で押す指揮官だが「今回は相手が強いし、重賞はそんなに甘いもんじゃない」と慎重姿勢。一方で「ここを勝てば本物。能力的には通用していい馬」と、今後も含めて期待は大きい。試金石の一戦だ。

続きを表示

2014年12月31日のニュース