【有馬記念】ジャスタウェイ 世界1位の底力、最速上がりで4着

[ 2014年12月29日 05:30 ]

ガックリと引き揚げる4着のジャスタウェイ

 ジャスタウェイは4コーナー12番手から鋭く伸びたが4着。3F33秒4はメンバー最速。世界ランク1位の底力は示したが、外寄り15番枠&スローも響いた。福永はターフを去る相棒に優しく言葉を投げかけた。「あらためて凄い馬と思いました。スローは見越していたけど(2周目の)向正面でも誰も動かなくて…。直線でエンジンが掛かったが届かなかった」と諦めずに伸びた愛馬を称えた。

 3月ドバイデューティフリーの圧勝劇は誰もが心に刻んだ衝撃。来春、社台スタリオンステーション(北海道安平町)で種牡馬入りする愛馬に、須貝師は「最後までよく頑張った。父に負けないぐらいの馬をつくっていきたい」と“ジャスタ2世”での世界獲りを誓った。一方、福永は「結果は出せなかったが、この馬の競走生活に携われたことが、自分にとって大きな財産でした」としみじみと語った。来年1月4日、京都競馬場での引退式が現役最後の雄姿となる。

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2014年12月29日のニュース