【有馬記念】ウインバリアシオン復活気配 5馬身差独走12秒2

[ 2014年12月25日 05:30 ]

CWコースでビッシリ仕上げられたウインバリアシオン

 2度の屈腱炎を克服したウインバリアシオンが復活を予感させる動きを見せた。前走(金鯱賞15着)最終追いは脚元を気遣い坂路で行われたが、通常パターンのCWコースに戻してビッシリと仕上げられた。

 藤岡康が騎乗して3頭併せ。ダンスールクレール(3歳500万)、メイショウシンシア(3歳1000万)を追い掛け最後方からスタート。直線で早々とダンスールが脱落したが、内に進路を取ってメイショウと併走。鞍上が仕掛けると一瞬で僚馬を突き放し5馬身差でゴール。気合の左ムチも4発入れられ、6F82秒4~1F12秒2と好時計を叩き出した。

 藤岡康は「馬場が良い方を選んで内へ。ムチを入れて最後まで気を抜かせないようにした」と、こん身仕上げを強調。松永昌師も「脚元の心配はない。動きが変わってきた」と上積みを実感していた。

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2014年12月25日のニュース