【カペラS】ダノンレジェンド、5馬身差逃走V 丸田会心の騎乗

[ 2014年12月15日 05:30 ]

 中山競馬場で行われたダートG3「第7回カペラS」は、12番人気のダノンレジェンドが逃げ切る波乱となった。

 最内枠からハナを奪い切ると、ハイラップを刻んで後続を引き離す単騎逃げ。直線を向いても手応えは衰えず、追い込んだ2着サトノタイガーに5馬身のセーフティーリードを保ったまま、楽々と逃げ切った。

 初コンビで重賞初Vに導いた丸田は「スタートが遅れ気味の馬と聞いていたので、細心の注意をはらったが、ゲートの中でも集中していた。ペースが速いのは分かっていたが、楽に走っていた。いい状態の時に乗せてもらった」と会心の騎乗に笑顔。「最後の直線は遊んで走っていたし、精神的な余裕を感じるので距離が延びても大丈夫」と将来性も評価した。

 次走は根岸S(2月1日、東京)の予定。村山厩舎はダート路線にコパノリッキーも擁しており、2頭で来年のダート重賞を盛り上げそうだ。

 ◆ダノンレジェンド 父マッチョウノ 母マイグッドネス(母の父ストームキャット)牡4歳 栗東・村山厩舎所属 馬主・ダノックス 生産者・米コルツ・ネック・ステーブルス 戦績18戦6勝 総獲得賞金1億404万1000円。

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2014年12月15日のニュース