【ジャパンC】エピファネイア4馬身差圧勝!スミヨン「本当に強い」

[ 2014年11月30日 16:34 ]

<ジャパンC>エピファネイアは2着に4馬身の大差をつけ優勝

 国内最高賞金額を誇る「第34回ジャパンカップ」(G1・芝2400メートル・18頭・晴・良)は30日、東京競馬場で行われ、C・スミヨン騎手が騎乗の4番人気エピファネイア(牡4=角居厩舎)が直線で加速。後続を4馬身引き離す圧勝劇で、昨年10月の菊花賞以来となる1年ぶりの戴冠を果たした。勝ちタイムは2分23秒1。

 エピファネイアが驚がくの強さを見せつけた。レースはサトノシュレンがハナを奪い、タマモベストプレイが続く。1番人気のジェンティルドンナは中団6番手でレースを進める。縦長の展開からサトノシュレンを先頭にエピファネイアは2番手追走。タマモベストプレイ、アンコイルドと続き第4コーナーから直線へ。ここで一気に抜け出したのはエピファネイア。後続をグングン引き離し、4馬身差の圧勝でゴールを駆け抜けた。

 鞍上のC・スミヨン騎手は道中「早いペースじゃなく(馬が)行きたがってハラハラした」と振り返った。それでも「第4コーナーを回っても止まらなければと思っていたが、どんどん伸びた。本当に強い馬だ。僕が乗った日本の馬で一番強い馬だと思う」と驚きとともに称賛していた。

 2着は3番人気ジャスタウェイ(牡5=須貝厩舎)、3着にはスピルバーグ(牡5=藤沢厩舎)が入った。ジェンティルドンナ(牝5=石坂厩舎)は4着に敗れた。なおトレーディングレザー(牡4=J・ボルジャー)は競争中止。

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2014年11月30日のニュース