JRA JC1着賞金を3億円に増額、WSJSは札幌に移行

[ 2014年11月22日 05:30 ]

 JRAは21日、東京港区の六本木事務所で来年度の事業計画案を発表した。古馬の芝中長距離路線を強化するためG1・5レースとG2・7レースの1着賞金を増額。ジャパンCと有馬記念は5000万円増やしてそれぞれ3億円、2億5000万円に、天皇賞春・秋と宝塚記念は1800万円増額して1億5000万円となる。G2では札幌記念、阪神大賞典、日経賞、大阪杯、オールカマー、毎日王冠、京都大賞典がそれぞれ300万円増額された。ジャパンC(1着3億円)は世界7番目の高額賞金レースとなる。

 また、スポニチ本紙昨報の通り、ワールドスーパージョッキーズシリーズを来年、夏の札幌競馬に移行することも発表された。日程は未定だが、2回札幌(8月22日~9月6日)開催中の実施となる。来月6日にオープンする中山新スタンドの花道は「グランプリロード」の名称に決まった。

 来年度の収支予算案(一般勘定2兆4950億3748万円=対前年比104%)は、同日の経営委員会で議決された。

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