【天皇賞・秋】ルメール猛省…直線伸びずイスラ3着

[ 2014年11月3日 05:30 ]

3着イスラボニータに騎乗のルメールは悔しそうな表情

 初の古馬挑戦ながら1番人気に支持されたイスラボニータだったが、結果は3着。02年シンボリクリスエス以来、12年ぶりの3歳馬によるVはならなかった。好スタートを決めて3番手外の絶好位。抜群の手応えで直線を向いたが、先頭に立ったところで「遊ぶような感じ」(ルメール)になり、勢いが急激にダウン。離れた外から優勝馬にかわされ、ゴール前で内からジェンティルドンナにも差されてしまった。

 ルメールは「(追い出しを)待ったつもりだが、もう少し待った方が良かったかも」と反省の弁。栗田博師も「ハナに立つとフワッとなってしまう馬。ギリギリまで我慢しないと…」と無念の表情を浮かべた。やや不完全燃焼の競馬ながら、東京芝2000メートルでは不利とされる外めの15番枠から、3着なら悲観する内容ではない。師は「これからもっと力を付けてくれるでしょう」と前を向いていた。次走は未定。

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2014年11月3日のニュース