【菊花賞】伏兵トーホウジャッカルの下克上Vだ!

[ 2014年10月21日 05:30 ]

上がり馬トーホウジャッカルが下克上を起こすか!?

 菊花賞過去10年のデータを徹底分析した結果、難なくチェック項目を突破していくダービー馬ワンアンドオンリーに対して、究極の伏兵もスイスイとクリア。一騎打ちの行方は――。

【菊花賞】

 (1)芝実績 3冠最終戦は芝3000メートルの長丁場だが、芝1800メートルまでしか勝ち星がなかったアサクサキングス、スリーロールスが勝っており、距離実績はそれほど気にしなくてよい。芝1800メートル以上で勝ち星があればOK。芝未勝利馬はさすがに苦戦だ。

 (2)実績 勝ち馬10頭は(1)G1連対馬(2)G1未経験馬――の両極端な2つのパターンにはっきり分かれる。近年は(1)の馬が3連勝中だが、その前は(2)の馬が3連勝。これが菊花賞の大きな特徴。春のG1で善戦止まりの馬は勝負付けが済んでいると考えて、バッサリ切る。

 (3)前走 これもはっきりした傾向があり、勝ち馬10頭は神戸新聞杯1~3着か前走V。01年マンハッタンカフェ以来勝ち馬が出ていないセントライト記念組は軽視する。

 (4)ローテーション 勝ち馬は全て中2、3週での参戦。2着馬まで広げてチェックしても全て中4週以内だ。ミヤビジャスパーは09年Vスリーロールスと同じ野分特別を勝っているが、今年は中5週。惜しくも脱落だ。

 (5)決め手 直線に坂のない京都は決め手が生きる舞台。前哨戦で先行策を取ったソングオブウインド、ビッグウィーク以外の勝ち馬8頭は前走で上がり3F2位以内の切れ味を披露していた。ここまで残っているのは神戸新聞杯組の2頭だが、ワンアンドオンリーが3F3位だったのに対してトーホウジャッカルは1位。上がり馬が本番で逆転!今週も下克上だ。

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2014年10月21日のニュース