JRA・15年開催日程を発表 東西金杯6年ぶり1・4開催

[ 2014年10月21日 05:30 ]

 JRAは20日、東京都港区の六本木事務所で関東定例記者会見を開き、15年の開催日程を発表した。

 来年の中央競馬は1月4日の東西金杯で開幕し、12月27日の有馬記念まで全10場で年間延べ108日開催する。

 1月4日の開幕は09年以来6年ぶり。この日が日曜日にあたることから例年の1月5日より1日早い幕開けとなる。また、夏の北海道シリーズは24日間(札幌、函館各12日間)の開催。売り上げとともに出走頭数を増やしたいJRAは4大競馬場を重視した開催日取りにシフトしており、北海道シリーズ(札幌)の開催日数は今年度よりさらに2日減となった。

 重賞番組では12月の中山で3歳以上の牝馬オープン特別として行われていた「ターコイズS」を重賞に昇格。3歳以上の牝馬路線を充実させるための重賞新設で、同じ12月に中京で行われている愛知杯(3歳以上牝馬)は来年休止し、翌16年から1月の中京へ移設となる。また今年新設された重賞「いちょうS」は、来年の日本、サウジアラビア国交樹立60周年を記念して「サウジアラビアロイヤルC」に名称変更される。

 ファンサービスとしては、JRAカード会員に限定してきた競馬場の指定席予約を一般会員にも拡大。11月19日からJRAホームページの予約サイトでクレジットカードを用いて全競馬場(ダービー当日の東京、有馬記念当日の中山除く)の指定席が予約できる。

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2014年10月21日のニュース