【日曜新潟5R新馬戦】アンバーグリスキー 軽く“飛ぶ”かも…

[ 2014年9月25日 13:51 ]

今週、新潟でデビュー予定のアンバーグリスキー

 “アンバーグリスキー”という馬名が記憶に焼き付いた。神戸新聞杯に出走するサウンズオブアースの併走パートナーをまだデビュー前の新馬が務めたからだ。相手は攻め駆けすることで有名なオープン馬。直線では完全に放り捨てられたが、先行しCWコースの外をぶん回して6F83秒9―1F12秒8なら上等。さかのぼる17日には同じCWでラスト1F11秒7を刻む絶品の切れ味も披露している。次世代を背負う大物に藤岡健師も目を輝かせる。

 「追い切りは遅れたが相手は走る馬だからね。動きはいいし、芝にいってさらに良さそう。なかなかいいモノを持ってる」

 血統も超一流だ。父ディープインパクト、母が米G1(フラワーボウル招待=芝10F)勝ちでエリザベス女王杯にも挑戦したアーヴェイ。13年のセレクトセールでは1億1000万の高値で落札されている。

 「体は430キロぐらいだけど、ディープの子だからね。楽しみにしている」と指揮官。デビュー戦に新潟の9F戦を選択したのもクラシックを見据える器だからこそ。父譲りの切れ味で、軽く“飛ぶ”かも。イスラボニータの半弟ステイリッチと激突するが、鞍上に蛯名を起用し一歩も引かない構えだ。

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2014年9月25日のニュース