ウオッカの初子・ボラーレ急死、3歳“13冠ベビー”で話題に

[ 2014年8月25日 05:30 ]

 G1・7勝馬ウオッカの初子、ボラーレ(牡3=角居、父シーザスターズ)が16日、放牧先の吉沢ステーブル(北海道浦河町)で腸捻転のため死んでいたことが分かった。24日、角居師が言及したもので「開腹手術を行い、手術自体は成功していたが容体が急変した」と説明した。

 母ウオッカが引退と同時に凱旋門賞などG1・6勝馬シーザスターズと種付けが決定。生まれる前から注目を浴び続けていた。アイルランドで誕生、現地で初期育成された後、12年秋に来日。栗東入厩後には600キロを超える雄大な馬体を誇った。今年3月16日、阪神でのデビュー戦は7着。続く未勝利は15着。その後、放牧に出され秋に向け立て直しを図っていた最中の出来事だった。

 全妹の2番子は23日に栗東に入厩済み。「女の子の分、体が軽い」と角居師は話した。

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2014年8月25日のニュース