さあ開幕!夏の新潟で荒稼ぎ 横典、相沢師、ラッシュ産駒が狙い目

[ 2014年7月29日 05:30 ]

 今週から新潟競馬が開幕。今年は中山競馬場スタンド改築工事にともない、スプリンターズS(10月5日)まで10週にわたるロング開催となる。スポニチ競馬班は過去5年の傾向を多角的に分析。馬券攻略の鍵を探った。

 ≪ヒント1 騎手≫勝利数ではベテラン蛯名が2位以下を大きく引き離してトップ。人気馬の騎乗が多いため単複共に回収率は高くないが、本命党は有力馬に蛯名が騎乗していれば買っておくのが賢明だ。22位横山典は一昨年まで北海道を主戦場としていたため、勝ち数こそ少ないが、複勝率・355はさすがの数字。札幌参戦の岩田も複勝率・438とかなりの信頼度。スポット参戦すれば、注意が必要。

 ≪ヒント2 調教師≫水野師がトップの25勝。単複共に100%超えのハイアベレージ。単勝回収率で際立っているのは相沢師。出走数は決して多くはないが、152%と“少頭数精鋭”で結果を出している。131%の宗像師、144%の藤沢和師も高い。トップ10未満では関西の石坂師が複勝率・471と出色。今週は五頭連峰特別にアルバタックス、三面川特別にアルアマーナを登録している。

 ≪ヒント3 距離・条件≫コース別で最も荒れているのは芝1400メートル。3連単の平均配当が64万円オーバーと驚がくの数字を叩き出している。条件別でも新馬の数字が抜けている。これは12年芝1400メートル新馬戦で、中央史上最高記録となっている2983万2950円の払い戻しが平均値を引き上げていることが一因。今週アイビスSDが行われる芝1000メートルは波乱含み。一筋縄ではいかない。

 ≪ヒント4 種牡馬≫芝、ダート共にキングカメハメハが安定した数字。芝ではディープインパクトが複勝率・413と大活躍。上位人気になりやすく回収率では目立たないが、馬券は外せない。今春、重賞で大ブレークのハーツクライはディープに次ぐ複勝率の高さ。ダートで穴党にお薦めなのが6位にランクインしたワイルドラッシュ。単勝回収率188%は断トツ。出走したら、頭固定で買うのが◎。

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2014年7月29日のニュース