【アイビスSD】充実7歳セイコーライコウ“韋駄天”再び!

[ 2014年7月29日 05:30 ]

重賞初Vへ気配絶好のセイコーライコウ

 夏の新潟、重賞第1弾は名物の直線競馬「アイビスサマーダッシュ」。2走前に同コースの韋駄天Sを勝ったセイコーライコウが重賞初Vに挑む。

 初の直千挑戦だった韋駄天Sだが、持ったまま抜け出す圧巻の勝ちっぷり。「特殊なコースだが楽に勝ってくれた。適性があるんでしょう」と鈴木康師は頬を緩める。前走・函館スプリントSは外を回らされ4着だったが、最後は差を詰め力のあるところを見せた。

 暑さに弱く、昨夏は勝ち切れないレースが続いたが今年は違う。師は「今年は競馬を使ってピリピリしている。気の緩みが入り込む余地がない」と説明。春からコンスタントにレースを使ったことによる状態の良さをアピールした。

 来年2月に定年を迎える師にとって、重賞を使う機会も残り少ない。「力を出してくれればチャンスはある」。7歳を迎え充実期を迎えた愛馬とともに、15年ぶりの重賞タイトルを見据えた。

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2014年7月29日のニュース