【宝塚記念】ジェンティルドンナ いいところなく過去最低9着

[ 2014年6月30日 05:30 ]

荒れ馬場に苦戦したジェンティルドンナは9着に終わる

 女王のプライドはもろくも崩れ去った。7つ目のG1制覇を狙ったジェンティルドンナだったが、不安視された荒れ馬場がこたえたのか、まったくいいところがなく9着。川田は悔しさを通り越して、苦笑いを浮かべるばかりだ。

 「う~ん、ゲートは上手に出たし、道中も非常に良く折り合いがつきました。向正面でゴールドシップが来たので、そこから目標を切り替えて…。ただ、3角から手応えが怪しくなって、ゴール前はバタバタでした」

 デビュー16戦目にして最低着順となる9着。水分をたっぷり含んだ馬場がこたえたにしても、負け過ぎの印象は残る。川田は「無事に終わっていれば、と思います」とジェンティルを気遣って、スッと報道陣の輪を離れた。秋の最大目標は史上初となるジャパンC3連覇。仁川で失った威厳は、得意の府中で取り戻すしかない。

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2014年6月30日のニュース