【ヴィクトリアM】11番人気“大魔神”のヴィルシーナが連覇飾る

[ 2014年5月18日 16:14 ]

<ヴィクトリアマイル>連覇を果たしたヴィルシーナ(14)と内田騎手

 春の最強牝馬決定戦「第9回ヴィクトリアマイル」(G1、1600メートル・芝・晴・良)は18日、東京競馬11Rで行われ、内田騎手騎乗の11番人気、馬主が“大魔神”こと佐々木主浩氏のヴィルシーナ(牝5=友道厩舎、父ディープインパクト、母ハルーワスウィート)が、逃げ切って連覇した。勝ち時計は1分32秒3。

 そろったスタートから、先行策のクロフネサプライズを制して、ヴィルシーナが先頭を奪った。クロフネサプライズが2番手に控え、ケイアイエレガント、キャトルフィーユ、さらにホエールキャプチャ、メイショウマンボと続いた。

3コーナー過ぎまでは平均ペースで進んだ。これが結果的に先頭を行くヴィルシーナを気持ちよく走らせたようだ。直線の勝負どころになっても、ここ6戦は後退していたヴィルシーナの脚が止まらない。競りかけられても負けない勝負根性を見せ1着でゴールインした。上位人気のスマートレイアー、ホエールキャプチャなどは馬群に沈んだ。

 2分の1馬身差の2着はメイショウマンボ、そこからアタマ差の3着にはストレイトガールが入った。

 ヴィルシーナは、昨年のヴィクトリアマイル以来7戦目の勝ち星が連覇となった。18戦5勝、重賞は3勝目。

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