プレイアンドリアル、ダービーも断念 復帰は秋以降に

[ 2014年5月12日 05:30 ]

 京成杯快勝後、右前けいじん帯炎を発症し皐月賞を回避したプレイアンドリアル(牡=川崎・河津)が11日、ダービー(6月1日、東京)も回避することが分かった。岡田繁幸オーナーが言及したもの。

 「これまでは右前の内側が腫れていたが、外側も腫れてしまった。何とか奇跡を、と願っていたがダメでした。申し訳ありません」と同氏。今後はコスモビューファーム(北海道)に放牧に出し休養させる。復帰は秋以降になる見込みだが「具体的なプランは未定」と話した。

 道営でデビューしたプレイは2連勝後、東スポ杯2歳Sで中央に初参戦。皐月賞馬イスラボニータの首差2着まで迫った。

 その後、公営・川崎へ転厩。皐月賞を断念した後はプリンシパルSでの復帰を目標としていたが、回復が遅れ、先月下旬にダービー直行に切り替えていた。地方所属馬初の日本ダービー制覇を目指していたが、その舞台に立つことはかなわなかった。

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2014年5月12日のニュース