【伊東・共同通信社杯】京都勢続々勝ち上がり 村上も気合満々

[ 2014年4月27日 05:30 ]

二次予選のメンバーを見つめる村上義

 G2「第30回共同通信社杯競輪」(優勝賞金2130万円)は26日、伊東競輪場で開幕。初日は自動番組による一次予選12レースが行われた。10Rは平原康多が豪快にまくり、11Rは深谷知広が竹内雄作の番手から追い込んで伸びて先勝、順当に二次予選A進出を決めた。27日は10~12Rで二次予選A、6~9Rで二次予選Bが自動番組で争われる。

 初日12Rは固い絆で結ばれた京都勢が好連係を見せた。

 前回りを志願した西谷が徹底先行の中井を封じ、打鐘前に上昇すると主導権。最終ホームからは満を持して稲垣が番手まくり。まくってきた芦沢を村上がブロック。ゴール前は逃げる稲垣、追い込む村上で大接戦となったが、稲垣が1/4輪差振り切ってゴールした。引き揚げてきた村上は「最後は差したかったけど、道中でいろいろと脚を使わされるところが多くて…。稲垣君の踏み出しも凄かった」と淡々と振り返った。

 京都勢は村上のほかにも稲垣、藤木、川村が二次予選Aに勝ち上がったが、自動番組で組まれた12Rは村上1人に。じっくりとメンバーを見回して「自分でやる」と単騎での自力勝負を選択。選手会脱退問題で、5月から1年間の自粛休場を余儀なくされる村上。今年最後の開催で、是が非でも5着までの準決勝権利をつかみ取る構えだ。

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2014年4月27日のニュース