【フローラS】目標樫一本、軽視はできないマイネグレヴィル

[ 2014年4月24日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=23日】坂路のゴール付近に立つ通称「坂路タワー」。和田道師は、このタワーから調教を見ることが多い。フローラSに出走するマイネグレヴィルの最終追いは坂路単走。モニターで動きを見届けた浜田はタワーへと急いだ。

 南コースの向正面。普段陣取っている調教スタンドからは、いったんトレセン敷地の外に出て1~2角の外を回り込むように向かう。到着すると、ちょうど和田道師が車で帰るところ。強引に止めると「つかまっちゃったな」と苦笑いも、エンジンを切って快く取材に応じてくれた。「そんなにやるつもりはなかったので時計(4F54秒9)は予定通り。状態はいいよ」。フラワーC2着で賞金を加算しながら、桜花賞には見向きもせずオークス一本。「距離は延びれば延びるほどいい。後は開幕週の速い時計にどこまで対応できるか。不安がいっぱいだよ」。弱気なコメントの割には明るい表情。高速馬場でも軽視はできない。

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2014年4月24日のニュース