【皐月賞】蛯名騎手 冷静なレース運びで制覇「次はダービー」

[ 2014年4月20日 16:28 ]

<皐月賞>イスラボニータ(左端・2)はトゥザワールド(17)に1馬身1/4差をつけ1着となる 

 イスラボニータで初の「皐月賞」を制した蛯名騎手は、冷静にレースを振り返った。「右回りはヘタとか、相手とは初対戦とか、いろいろ言われていたが、手応え良く行っていたので馬を信じてレースを進めた」と、中団でレース勧めた様子を語った。

 また「早めに(仕掛けて)行っても、ゴールまでしのいでくれると思っていた」という通り、力をためて直線勝負に出て、差し切り勝ちを決めた。

 馬の潜在能力を高く評価し、脚質についてもつかみ切っているようで「(直線が長い)東京競馬場のほうが、さらに持ち味が出ると思うので頑張ります」と、早くもその意識は6月1日の日本ダービーに向かっていた。

 蛯名騎手は、2001年マンハッタンカフェで菊花賞を制しており、この日の皐月賞が牡馬2冠。牝馬の3冠は達成しているため、自身の牡馬3冠をイスラボニータで狙うことになる。

続きを表示

2014年4月20日のニュース