【高松宮記念】マジンプロスパー4F52秒8 中尾師「いい動き」

[ 2014年3月28日 05:30 ]

マジンプロスパーは坂路で好加速を見せる

 マジンプロスパーの最終追いは坂路単走。追い切りの始まりは唐突で、グンッとハミをかんで一気に加速する。鞍上が抑えられないほどの手応えで4F52秒8。ラストは流す程度で1F12秒8。力強い脚取りで駆け上がった。調教を見守った中尾師は好感触を得た。

 「時計以上にいい動きだった。毎年この時期になると調子を上げてくるからね。まだ、おなか回りが立派に見えるが追い切り前で520キロ。輸送を考えたら前走(518キロ)よりは絞れて出せそう」

 火曜日の坂路調整で4F58秒2~12秒7。トレーナーが「上がりの時計が出すぎたので1日空けた」と木曜に追い切った理由を説明したように、前進気勢にあふれている。

 長くいい脚を持続して力で他馬をねじ伏せるスタイル。今回は先行勢がそろった。中尾師は「前が引っ張ってくれそうだし展開は向きそうだね」と不敵な笑みを浮かべた。

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2014年3月28日のニュース