【浦和・桜花賞】5番人気シャークファングが鮮やか逃げ切りV

[ 2014年3月28日 05:30 ]

桜花賞を制したシャークファング

 牝馬クラシック「第60回桜花賞」が27日、浦和で行われ、5番人気シャークファングが逃げ切った。秋吉和美師(大井)は重賞初V。矢野貴之騎手は旧高崎時代の04年奥利根賞(エフケーアニカ)以来、2度目の重賞勝ちとなった。

 敢然とハナへ。2角でクライリングが迫ったが逃げ脚は鈍らなかった。4角~直線入り口で後続を突き放し、鋭く追い込んだ13年2歳女王ブルーセレブに2馬身差の完勝だ。「1歩目が速くないタイプなので心配したが、その後が速かった。この馬のペースだったし、不安はなかった」と矢野。今後は「馬の調子を重視しながら」(秋吉師)2冠が懸かる東京プリンセス賞(4月24日、大井)を目指す。

 ◆シャークファング 父パイロ 母ノースソング(母の父アンバーシャダイ)牝3歳 大井・秋吉和美厩舎所属 馬主・鮫島明洋氏 生産者・北海道新ひだか町の元道牧場 戦績11戦3勝 総獲得賞金3057万5000万円。

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2014年3月28日のニュース