【桜花賞】ハープ＆リヴェールの２強対決！モアも侮れず

　桜花賞戦線の勢力図は完全に固まった。阪神ＪＦ上位２頭の２強対決。特にチューリップ賞楽勝のハープスターが見せた剛脚は牡馬顔負け。唯一敗れた阪神ＪＦ（２着）は脚を余しただけ。１冠目は無事突破か。

　阪神ＪＦでハープに鼻差勝ったレッドリヴェールは、ぶっつけ本番の臨戦過程。年明け初戦で桜花賞を制した馬は過去７３回の歴史で１頭もいないが、巧みなレース運びと馬場を問わない点は強み。２強を崩すならクイーンＣ快勝の関東馬フォーエバーモア。阪神ＪＦ（３着）でも長距離輸送を克服して２頭に食らいついた。上昇度に注目だ。アネモネＳ組は低調。ベルカントは脚質転換に成功したが全３勝は１４００メートル以下。血統的にも距離延長がネックだ。