社台SS種牡馬展示会 オルフェ早くも“父の貫禄”

[ 2014年2月12日 05:30 ]

社台SSの種牡馬展示会でお披露目されたオルフェーヴル

 社台スタリオンステーションの種牡馬展示会が11日、北海道安平町の同場で開かれ、今年から種牡馬生活をスタートしたオルフェーヴル(6歳)、ロードカナロア(同)など30頭の種牡馬が勇姿を披露した。

 生産者ら約800人の招待客が熱い視線を送る中、オルフェーヴルは雪の積もる展示場に登場。栗東から駆けつけた元管理調教師の池江師、主戦騎手だった池添を驚かせるほど落ち着きを払った歩様で周回した。「種牡馬としてわきまえているのでしょう。馬体も競走馬時代から30キロ増えて500キロ前後。貫禄が出てきた。2月初旬から5頭前後に種付けしているが、種牡馬としても非常にタフ」と同ステーションの徳武英介氏は語る。1年目の今年は種付け料600万円で150頭と交配予定。6冠馬への期待は高く、すでに予約で満口になったという。

 昨年の年度代表馬ロードカナロアは管理した安田師、元主戦の岩田に見守られながら周回。こちらも今月上旬からすでに5頭に種付けを行った。初年度種付け料は500万円で150頭との交配を予定している。

 展示会に参加した千代田牧場・飯田正剛社長は「新種牡馬ではエイシンフラッシュとノヴェリスト(欧州G1・4勝)の馬っぷりが抜群。ノヴェリストにはうちの繁殖牝馬ピースオブワールド(02年阪神JF優勝)と交配させたい」と語っていた。

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