【京都金杯】超良血トーセンレーヴ 飛躍だ!オルフェに追い付く

[ 2013年12月29日 05:30 ]

飛躍を誓うトーセンレーヴ

 超良血とあってデビュー前、いや生まれた時から大物と騒がれてきたトーセンレーヴだが、5歳を終えて重賞1勝。その期待の大きさからすれば、やや物足りない成績に終わっている。もちろん、このまま終わるつもりはない。担当の音瀬助手は“2014年こそ!”の思いを強く持っている。

 「オルフェーヴルにウインバリアシオン、トーセンラーにベルシャザール。同世代が頑張ってますからね。レーヴもここをステップに追い付いていきたいと思ってますよ」

 トモの筋肉痛が長引いて9カ月半ぶりの実戦となるが、出来はいい。それを証明したのが27日のCWコース3頭併せ。オーシャンブルー(中山金杯出走)を5馬身追い掛けて、逆に首差先着は圧巻のひと言。

 「心も体も凄くフレッシュですね。動きも良かったですし、乗っていても凄くいい感じ。十分すぎるぐらい乗り込んできたし、普段接している分には休み明けって感じはないですよ」

 昨年のこのレースはスタート直後にアブミが外れて不完全燃焼。そのままリズムに乗れないまま、一年が終わった。もう二の舞いはゴメン。苦い記憶を振り払い、飛躍の一年のスタートを決めたい。

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2013年12月29日のニュース