【立川・ガールズＧＰ】中村　Ｇ前差して優勝、初の賞金女王に

「ガールズグランプリ２０１３」で優勝し、ガッツポーズの中村由香里

　競輪の女子日本一を決める「ガールズグランプリ２０１３」（１６２５メートル４周、Ｆ２）は２８日、東京都の立川競輪場で７選手によって行われ、中村由香里（東京）が２分２２秒９（上がり１２秒９）で勝ち、優勝賞金７００万円を獲得し、年間獲得賞金を１９４８万９千円として初の賞金女王に輝いた。

　レースは最終周回の向正面で加瀬加奈子（新潟）がまくって先頭に立ったが、加瀬を追走した中村がゴール寸前に際どく差した。３着には人気を集めた石井寛子（東京）が入った。

　払戻金は車連単が（３）―（２）で３４２０円、３連単が（３）―（２）―（１）で５８２０円だった。

　▼中村由香里選手の話　非常にうれしい。去年のガールズグランプリは期待を背負いながら７着。あのレースがあったので攻めるレースを、と思って練習してきた。きょうも前で、前での気持ちだった。