村上義、武田ら有力選手 選手会の新団体発足

[ 2013年12月19日 15:43 ]

 競輪界をリードする村上義弘(京都)武田豊樹(茨城)両選手らが19日、東京都内のホテルで記者会見し、自身らを含むトップクラスの18選手が一般社団法人日本競輪選手会(会員約2700人)を同日付で退会し、選手会の新団体を発足させたと発表した。

 世界で活躍できる選手を育成する環境整備や活動を行い、自転車競技の強化普及を図ることが発足の主な理由としている。武田は会見で「選手として何かできないかと思って決断した」と話したが、日本競輪選手会の運営への不満なども新団体結成の要因の一つになったとみられる。

 当面は一昨年、競輪の有力9選手で結成した一般財団法人「SS11(エスエスイレブン)」を新団体の母体とする。

 競輪を統括するJKAは今回の件に関し、新団体の選手のレース出走に支障はないとしている。

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2013年12月19日のニュース