【有馬記念】ミロティック高阪助手 新スーツで愛馬の晴れ舞台着飾る

[ 2013年12月18日 05:30 ]

 【G1ドキュメント=17日】夢にまで見たG1出走、それも年末の大一番だ。カレンミロティックは岡崎がデビュー当時から“いつか必ず出世する”と期待していた1頭。本命を打った9戦の成績が【1・2・3・3】と、どうも買い頃をつかみきれていないようだが、それはともかく岡崎は平田厩舎へ。

 担当の高阪陽祐助手(36)は湯浅厩舎所属時に後の重賞ウイナー・ワンダースピードを手掛けたこともあるナイスガイ。普通なら緊張するであろう自身初のG1を前にしても、持ち前の笑顔が絶えない。

 「オレもG1に出るなんて、1カ月前は夢にも思わなかったよ。G1どころか、そもそも重賞ですら金鯱賞が初めてだったんだ。最近入った子を別にしたら、うちの厩舎で重賞に出たことがないのはオレだけだったんだよ。それが一気に有馬記念だからね」

 もちろん大一番に向けて愛馬の仕上げに余念がない。さらに自らもバッチリ仕上げるつもりだ。というのも前走の金鯱賞。当日はスーツでビシッと決めたつもりが、指揮官に思わぬひと言を告げられたと言う。

 「10年前のスーツだからデザインが古くさくて…。装鞍所で先生にそれ、古くさいぞ。今度から着るなよ、って言われたんだ。もちろん有馬記念は新しいスーツで行くよ。青山かAOKIか、どっちかは忘れたけど、いいヤツを買ったからね」

 これは見逃せない。有馬記念のパドックではこん身仕上げのカレンミロティックはもちろん、高阪助手のパリッとしたスーツの着こなしにもご注目あれ!

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2013年12月18日のニュース