マイネルキッツ引退、根岸記念公苑で乗馬に 09年春天V

[ 2013年12月4日 05:30 ]

09年天皇賞・春を制したマイネルキッツ

 09年天皇賞・春を制したマイネルキッツ(牡10=国枝)が引退することが3日、分かった。52戦8勝(重賞3勝)。今後は横浜市の根岸競馬記念公苑で乗馬となる予定。

 同馬はG1初挑戦の09年天皇賞・春でアルナスラインを首差抑えて優勝。その後も10年天皇賞・春2着、11年スポニチ賞ステイヤーズS優勝など息の長い活躍を続けたが、今年のステイヤーズSは11着と大敗。協議の結果、引退が決まった。国枝師は「長く厩舎をけん引してくれた。たくさん走ってくれて感謝している。無事に乗馬になれてホッとした」とねぎらった。

 また、ステイヤーズS12着のネヴァブション(牡10=伊藤正)も引退の方向。09、10年AJC杯連覇など重賞3勝。伊藤正師は「生死をさまようほどの骨折などを経験しながら、よく頑張ってくれた」と話した。

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2013年12月4日のニュース