【JCダート】ベルシャザール 鮮やか差し切り悲願のG1初制覇

[ 2013年12月1日 15:54 ]

JCダート>ホッコータルマエ(奥)、ワンダーアキュート(手前)とのたたき合いを制したベルシャザール

 最強ダート馬決定戦「第14回ジャパンカップダート」(G1、ダート1800メートル・晴良16頭)は1日、阪神競馬場11Rで行われ、C・ルメール騎手騎乗の3番人気、ベルシャザール(牡5=松田国厩舎、父キングカメハメハ、母マルカキャンディ)が、差し切り優勝した。勝ち時計は1分50秒4。

 そろったスタートからエスポワールシチーが先頭に立ち、2番手に1番人気のホッコータルマエ、その後にメーデイア、クリソライト、ニホンピロアワーズなどがつける展開。

 4コーナーから直線に入ると、逃げたエスポワールシチーをホッコータルマエがかわして先頭に立つ。押し切りを図るホッコータルマエたったが、中団でレースを進めたベルシャザールが一気の末脚で先頭に立ち、最後は猛追したワンダーアキュートをクビ差退け、G1初制覇を果たした。

 2着ワンダーアキュートと半馬身差の3着にはホッコータルマエが入った。このレースがラストランのエスポワールシチーは7着に終わった。

 ▼C・ルメール騎手の話 外枠だったので、前半は思うような感じでは乗れなかったが、前を走る人気2頭に離れずについて行こうと思った。少し早めに動いたが、最後までパワフルに伸びてくれた。本当にうれしい。

 ▼松田国英調教師の話 芝で走った馬でないとダートのG1は勝てない。種馬にするためにもG1を勝ちたいと思っていた。馬を壊さないよう慎重に仕上げたつもり。不安もあったがプラス思考で自信を持ってレースに臨んだ。

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2013年12月1日のニュース