笠松競馬、18日の再開前に馬逃走を想定し訓練実施

[ 2013年11月15日 12:03 ]

 岐阜県笠松町の笠松競馬場から逃げ出した競走馬が軽乗用車と衝突する死亡事故を起こしたことを受け、運営する岐阜県地方競馬組合は15日、予定する18日からのレース再開を前に、馬が逃げ出したと想定した訓練を実施した。

 騎手や調教師、組合職員ら約170人が参加した。調教中の競走馬が暴れて逃げ出したと想定し、馬に見立てた人が馬のかぶり物を頭に着けて逃げ始めると、監視員が非常サイレンを作動。警備員が出入り口の柵を閉めるなど、場外へ出さないための手順や連携の在り方を確認した。

 笠松競馬場は警備員を増員するなど再発防止策に取り組み、今後も定期的に訓練を続ける。

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2013年11月15日のニュース