船橋・山本紀が落馬、命に別条なしも肋骨骨折などの重傷

[ 2013年10月31日 06:00 ]

 30日の船橋競馬7Rでアリューアレーヌに騎乗した山本聡紀(21=佐藤賢)が落馬。左第6、第7肋骨骨折、左血胸、左胸部および背部擦過傷の重傷を負った。命に別条はない。

 事故はホームストレートでの発走直後。馬がつまずき落馬、手綱が体に絡まり、蹴られながら約20メートル引きずられる形になった。救護所に運ばれた当初は意識がなく、やがて回復したが混濁した状態で、病院へ救急搬送された。

 様子をうかがう関係者の顔に不安の色が広がり、この日予定されていた騎手会イベントは中止。佐藤裕太騎手会長がマイクを取ってファンに理解を求めるシーンもあった。

 精密検査の結果、脳や内臓に大きなダメージはなく、意識も回復。連絡を受けた佐藤会長は「不幸中の幸いでした」と胸をなで下ろした。入院先では引き続き検査が行われることになっており、全治時期などは不明。

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2013年10月31日のニュース