【天皇賞・秋】フラッシュ連覇だ!7年連続で毎日王冠組連対

[ 2013年10月22日 06:00 ]

毎日王冠を快勝したエイシンフラッシュ、連覇へ視界良好だ

 今週のメーンレースは伝統の古馬G1「天皇賞・秋」(27日、東京)。過去10年のデータから優勝馬を探してみると、エイシンフラッシュが浮上した。

 (1)臨戦過程 最も重要なステップレースは毎日王冠。4勝、2着3回で目下7年連続で毎日王冠組が連対している。もちろん前走の着順も大事。昨年毎日王冠9着から巻き返したエイシンフラッシュ以外の連対馬19頭は前走で掲示板を確保。毎日王冠以外の組は6着以下だと厳しそうだ。

 (2)年齢 4歳が5勝、5歳が4勝と、この2世代が他を圧倒。09年は8歳のカンパニーが勝ったが、6歳以上は【1・0・1・60】。カンパニーは直前の毎日王冠を勝って健在を示していたから、同様の前走Vが好走条件として妥当か。エイシンフラッシュ以外の6歳以上は脱落。

 (3)コース適性 勝ち馬10頭は全て東京で勝ち星があり、うち9頭は重賞を勝っていた。東京実績は必須。ジャスタウェイは東京で2着が3回あるが、勝ち切るまではどうか。

 (4)重賞実績 勝ち馬は6頭がG1馬、残る4頭はG2を2勝以上していた。格式高いG1だけに、実績不足の馬の大駆けはめったにない。トウケイヘイローは重賞4勝だが、G2は1つ。ちょっとだけ実績が足りないようだ。

 (5)オカルト 残ったのはジェンティルドンナとエイシンフラッシュ。正直どちらにもマイナス材料はないのだが、気になることが1つ。前走で3着だった馬は【0・0・0・14】。宝塚記念3着のリンカーン(04年12着)、エイシンフラッシュ(11年6着)を含め、1頭も馬券に絡んでいないのは不安。よって宝塚記念3着から臨むジェンティルドンナが惜しくも脱落。エイシンフラッシュの連覇だ。

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2013年10月22日のニュース