【オールカマー】必勝ダノンバラード 池江師“来年は凱旋門賞”

[ 2013年9月20日 06:00 ]

池江師

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、オールカマー(22日、中山)にダノンバラードで挑む池江師を直撃した。

 ――ダノンバラードの前走(宝塚記念2着)ですが、レース前の雰囲気は?

 池江師 AJC杯を勝った後、少し奮わない競馬が続いたので思い切ってリフレッシュして、2戦目。雰囲気、状態ともすごく良くなっていました。

 ――直線では一瞬、先頭に立った。

 勝てるかなと思えるシーンもあったけど、ゴールドシップが思いのほか前で競馬をしていたので、ああなると苦しいですね。

 ――良発表とはいえ、重めの馬場状態だったこともよかった?

 もちろんそれはありました。つなぎの立った馬なので軟らかい馬場状態は合っていました。

 ――今回も馬場状態はカギになる?

 開幕3週目で通常なら速い時計の馬場になりそうだけど、先週の台風の影響と週末の天候次第では向く馬場になってくれるかもしれませんね。

 ――中山2200メートルはAJC杯を勝った舞台。

 馬場状態はともかく、距離などの舞台設定としてはすでに実績を残せているので何も不安はありません。

 ――ただ当時は、ゴール前で内へ斜行してしまいました。

 あの時は他馬に迷惑をかけてしまいましたが、その後、ハミを変えたり、調教を工夫して今はだいぶ真っすぐ走るようになっています。

 ――久々の実戦。実績をみると叩いてからの方が良いタイプ?

 使った方が良いタイプではあるけど、能力は高いのでいきなりからも期待しています。

 ――先週(フランスのフォワ賞をオルフェーヴルが勝利)に続き、今週は日本で重賞を。

 ダノンバラードは来年の凱旋門賞挑戦はもちろん、今年も追加登録を考えたほどの馬です。休み明けではあるけど、実力で良い競馬ができると信じています。

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2013年9月20日のニュース