【まるがめ・MB記念】貫禄の走りでドリーム戦2着!瓜生3連覇へ

[ 2013年8月28日 06:00 ]

ドリーム戦2着と上々のスタートを切った瓜生

 前人未到のMB記念3連覇にアタックする瓜生正義(東京=37)が、初日12R「ドリーム戦」で3コースから1M華麗なまくり差し、インの池田浩二を慌てさせる貫禄の走りで2着と上々の滑り出し。2日目は前半6Rが4枠、そして後半の最終12Rは1枠とともにレースの主導権を握れるポジションで登場する。持ち味である肩に力の入らないレーススタイルを貫き、リズムに乗る構えだ。

 九州代表として初日12Rに臨んだ瓜生。一瞬、まくり差しで池田の内懐に飛び込んだかと思われたが、バックストレッチはもうひと伸びがなく池田の先行を許した。

 レース後は「(1Mは)テクニック不足」と苦笑いしていたが、もちろん高いレベルでの厳しい自己評価。「乗りやすさがあるだけで、足自体は平凡だと思う」と仕上がり面にも試行錯誤を続けている状況だが、逆に考えれば不満な足色でも十分にレースできるレベルということ。納得できるパワーに達したら手がつけられなくなるかもしれない。「全体的に上積みをしていきたい」と2日目以降も油断せずポイント奪取を狙う瓜生が、静かに主役へ名乗りを上げる。

 絶好の水面コンディションで熱戦が展開された初日は、最近のSGで絶対的な強さを誇る「1枠=イン」が実に9勝といきなり猛威を振るった。外から伸びて1M攻めスタイルに持ち込めたのは4Rの石橋と9Rの丸岡くらい。きょう2日目以降もイン有利の流れは揺るぎそうにない。

 ドリーム組は2着の瓜生と3着の桐生がまずまずのレース足を披露していた。白星の池田は枠番の助けが大きかった印象。4着の松井も悪くはなさそうだったが、5着の平山と6着の今村は全体的に上積みしていきたい状況だ。一方、予選スタート組で好気配を漂わせていたのは着順に関係なく篠崎、新田、仲口、毒島、赤坂、深川、萩原、服部、前田、池永、辻、斉藤、平石ら。

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2013年8月28日のニュース